白い航跡(石井由希子 作曲)

第52回定期演奏会の6曲目、OBによる 「白い航跡」(石井由希子 作曲) についてご紹介いたします!

♪目次♪
 (1)楽器編成
 (2)曲の内容
 (3)PRポイント
 (4)難易度、各パートについて




(1) 楽器編成
 箏2、十七絃、尺八 (各パート、1人ずつ担当します)

(2) 曲の内容
*曲について
 ———青く澄みきった海を眺めていると、不思議と懐かしい人に会えたような気持ちにさせられる。
 銀の帆船が、白い航跡を残して進み続ける。
 まるで幾千の思い出と夢をのせて、未来へと向かっているかのように・・・。
 (作曲者による曲目解説より引用)


15740688980.jpeg 
(素材:https://www.photo-ac.com/main/search?q=%E8%88%B9%E3%81%AE%E8%88%AA%E8%B7%A1&srt=dlrank)


 「白い航跡」とは、船が通った海上跡のことですね。
旅の船出にはじまり、波と風に揺られながら形を残して前に進む光景は、
まさしく人の生きる力強さを表しているかのように見えます。

そんな様子を、箏・十七絃、尺八で表現していきます((⊂(^ω^)⊃))

*構成
 3部構成となります。(序盤の中でも序章とメインの2部に分けられます)

<序盤>
 旅の始まりです!たゆたう波を表すかのような箏の掛け合いからはじまり、その流れにのり尺八がゆったりとした風のように現れます。しっとりとした綺麗な箏のメロディ、のびのびとした尺八の動きをお楽しみください^^
 短い箏のソロのあと、3・3・2拍子の特徴的なリズムを印象付けるように、軽快に進みます。
冒頭部分からガラッと雰囲気が変わり、箏・尺八をメインとしカッコよく楽しそうな曲調へと転じます。
緩急の差が大きく、飽きずに聴いてもらえること間違いなしです( `・ω・′)

<中盤>
 それまでの激しい場面から一転し、静かにゆったりとしたリズムで、夕暮れ時の海のような寂しさを表現します。
しかし徐々に熱を帯びて高揚してゆき、暗い海に光が差し込まれるかのような様子が思い浮かばれます。
前半、後半にない落ち着いた美しい音色を楽しんでもらえるでしょう

<終盤>
 勢いある箏の3連符の連続により、それまでの繊細な雰囲気が一転して始まります。
すべてのパートが激しく高揚し、荒々しさの中にもきれいな力強さを印象づける場面となります。
全力疾走で駆け抜けます!「もう終わっちゃったの!?」とならないよう、ひとつひとつの音の響きを聴き逃さないでください!!



(3) PRポイント
*「箏=波」 「尺八=風」
 第Ⅰ箏・第Ⅱ箏の掛け合いが波のように表現され、その伴奏上で尺八のメロディがのびのびと響き渡ります。
その形態が場面ごとに違って表現されるので、海上を想像しながら注意して聴いてみると面白いですよ♪

*場面転換が特に聴き所!
 各章の雰囲気がバラバラなところを、箏が先導して丁寧に間を取り持ちます。
前半の第Ⅰ箏によるソロ以降の、静かな序盤からの勢いの付け方なんて本当にカッコイイです!!
雰囲気の移り変わる様子の違いを聴く人に感じ取ってもらえればと思います(((o(*゚▽゚*)o)))

*中盤のきれいさ
 前半、後半が激しくカッコイイ印象が残るところ、あえて中間部をオススメします!
特に中盤終結部は、前にも後にもない切なく綺麗な箏の掛け合い、そして十七が唯一メロディとなる場面で、
各パートのお気に入り箇所らしいです^^


(4) 難易度、各パートについて

 難易度は、中級です。
各パート毎にみるとそれほど難しくはないのですが、合奏となると指の細かい部分が他パートのタイミングと合わず崩れがちです(..;)
毎回のように音の合わない場所があります(OBでも苦戦するものなのか、OBだから苦戦するのか、はてさて・・・)
また、場面転換がわかりやすい曲であるため、前後の違いを付けられるような表現力が求められるでしょう。

*ソロについて
 第Ⅰ箏・第Ⅱ箏による短いソロが序盤の前半にあり、場面転換の役割を担っています。
カッコよくキメているので、お楽しみに!

*各楽器のポイント
<箏>
 音の並びが飛ぶようなことや変な指使いになることはなく、難しくはありません。
尺八に次いで主旋律を担い、場面転換では必ず存在しているため雰囲気作りでは重要な存在になります。
また、後半の激しい中でトレモロ・スクイ・アルペジオが頻出するため、人によっては苦手に感じるかもしれません。
その中でさらに強弱をつけようと思うと個人練習は必須で、易しい曲とは言い難いですね!
 箏同士の掛け合いも多く、また中盤ラストの音数の少ない場面では「音質」「音量」「タイミング」に気をつけて
1つのメロディとして聴かせようと思うと、やはり合奏練習も欠かせません!!(つまり難しいのか!!??)

<十七絃>
 基本的に伴奏が多く、指の運びも変に飛ぶことはなく易しいようです。が、両手を使う時に限って音数が多くテンポが速いのは端から見て大変そうです(゜o゜;)
 低音・伴奏のどっしりした安定感を出しつつ重くならないように、かつ周りの勢いを削がないようにするための調整が難しいのが伴奏ならではのお悩み。
バランスをみるという面で、やはり合奏練習が欠かせません!!(あれ、さっきも同じこと書いたぞ??)

<尺八>
 特に技法も変なややこしい指使いもなく、ほぼ主旋律でメインをはっているので楽しく吹いてます^^
ただその中で半音が出てくるので音程には気をつけています!
いかに場面毎に吹き分けをできるのか、音質や吹き方に気をつけて綺麗に聴かせるかは奏者の能力次第なので、地道に個人練習を積んでいます・・・。



おわりに
 以上の曲をお送りいたしますのは、第Ⅰ箏かなっぺ、第Ⅱ箏あさり先輩、十七絃ばな先輩、尺八さき のOGメンバーです♪
引退してからも邦楽を好きな気持ちは変わらず、社会人1年目・四年生・医学科生と忙しい中でありながら今年も定期演奏会に出演する事になりました(´д⊂)
綺麗かつ力強さのある曲。その魅力が伝わるよう、また自分たちも演奏を楽しみながら、OGとして貫禄ある演奏をしたいと思います!!

私達の邦楽の好きな気持ちを、船が残す白い航跡のように自分たちも楽しみながらこの曲に乗せて皆様にお届け出来れば幸いです♪
三重大学邦楽部ではいつでも!部員募集中です。まずはお試しで。未経験OK!二年生・編入・院生・留学生、学外からも大丈夫!部活見学も気楽にお越し下さい♪ 活動詳細は公式サイトへ。お問い合わせもサイトからお気軽に。

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
学内クラブ・サークル
上級生向け おすすめサイト
カウンター
演奏会のお知らせ

第52回
三重大学邦楽部
定期演奏会

令和元年12月22日(日)
16時半開場 17時開演

 

津リージョンプラザお城ホール
→会場アクセス

 

当日500円(前売り400円)

 

お問い合わせ(メール)

 

詳細は後日更新します

 

+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+

 

カウントダウン
定期演奏会まで:
邦楽部 twitter
プロフィール

邦楽部*広報

Author:邦楽部*広報
三重大学邦楽部のブログです。
部活の最新のお知らせや活動報告などはここで、和楽器や詳しい活動内容については、webサイトに載せております。
こちらもぜひご覧下さい♪

sidebar_bn.jpg

昔の邦楽部web
上:旧HP アルバムリンクなど
RSSリンクの表示
検索フォーム
アルバム