星降る谷間(池上眞吾作曲)

定期演奏会の3年生曲について書かせていただきます!!


今回3年生2人で演奏させていただく曲は
池上眞吾作曲 『星降る谷間』 です。


ずばりこの曲…

本当に綺麗!!
全ての音が透き通っている感じで、見事に美しい星空の様子が表現されている曲になっています。

そしてとにかくムズカシイ。
楽譜の難易度的にCで中間ぐらいだそうなんですが、いやほんまかいな…世の和楽器奏者レベル高すぎでは…??と日々感じております。


今回はこの曲の編成、構成、難易度についてお話ししたいと思います。


☆彡編成

箏、尺八の二重奏になっています。
2人しかいないので間違えたり失敗するとすぐばれる( ゚Д゚)ひえー
緊張しますが、スケール感のある曲にしたいと思います…!!



☆彡構成
美しい谷間の一日の経過が表現されています。場面としては大きく分けて4つになります。


①夜明け~夕暮れ前
まずは夜が明けるところから始まります。

螟懈・縺狙convert_20181202162929

イメージとしては上の画像のような感じで、日が山間から出てきているけれど、まだ夜空が広がっています。箏の合わせ爪が零れ落ちるような星空の様子を表しています。そして箏のピッツと尺の柔らかく、優しい音色が続きます。(出だしのこの雰囲気が私はとても好きです!)
そして箏のaccelで一気に次の場面へと転換していきます!
次に箏のピッツで一日の始まりを告げます。ここから尺ソロまでは穏やかな朝、静かな昼下がりを表現しています。

譛昴€€驥弱・闃ア_convert_20181202164001


(写真使いすぎやろ…て言わないでくださいね…)

次に尺ソロが入ります。ここから夕暮れへと場面転換していきます。
(夕暮れまで移るスピードがえげつない、というのも禁句です)


②とにかくかっこいい夕暮れ
箏の切なく儚げなメロディーから始まります。そこに尺のメロディーが加わり、一層儚さが増します。

螟墓坩繧契convert_20181202164406

儚げな夕暮れって想像しにくいですが、写真で見ると結構わかりやすいですね…!視覚ってすごい。この雰囲気を音で表現したい…!
そして後半は激しくて凄くかっこいいんです!!ここは尺と箏で合わせるのが本当に難しくて練習のたびに苦労しているところです(+_+)かっこよくできるように頑張ります汗


③もうすぐ日が暮れる…~綺麗な夜空、流れ星
怪しげな箏の音色から始まります。もうすぐで夜になってしまう…という不安げな感じを表現しています。(何に不安がっているのかは不明です)

日が沈み、いよいよ夜を迎えます。ここも箏が怪しげに3連符を刻みながら入ります。ここの特徴は、怪しげな雰囲気で始まったはずなのに、後半につれてその怪しさが少しずつ抜けていき、最後には綺麗なメロディーに変化しているところです。この過程を、クレッシェンドを使いながら盛り上げていくことで夜空のシーンにつなげていきます。この場面を我々は勝手に星空を見に行くハイキングコースと呼んでいます(笑)

盛り上がってからのシーンは綺麗な夜空を表現しています。

譏溽ゥコ_convert_20181202164541


そして箏ソロへとつながります。
ここでは満天の星空といくつもの流星を表現します。


④再び夜明けへ

再び一番はじめのメロディーに戻ります。私の解釈なのですが、ここで同じメロディーが入るのは①で夜明けを表現した部分を連想させるためなのかな?と思っております。
そして最後、箏のアルペジオで静かに終わります。



☆彡パート別の難易度


♪箏♪

鬼難しいです。

大変だった点は山ほどあります(笑)

一番大変だったのは、左手と右手で同時に違うことをしないといけないところですね。(右脳が発達しそう)

生粋の右利きである私からしたら、なかなか過酷でした。なんせタイピングですら殆ど右手で打ってる人間なので…それはそれで直したいところですが(笑)(ちなみに現在もほぼ右手でタイピングしております)

あと押しが多い…左手が死にます。そして押しから次の押しに向かうのが遠くて間に合わず、苦労しました。
押しに限らず、音の移動の遠いものが多いのでそれもなかなか厄介な点です…

ですが、箏パートの好きなところもたくさんあります!!

調弦が今までやったことないような音でとても綺麗です!巾から一まで流すだけで綺麗な音色が響きます。
どうすれば綺麗な音を出せるのかということを常に考えながら練習しています。

そして何より盛り上がるところ!!尺もかっこいいですが、箏もめちゃくちゃかっこいいです!!

箏と尺だとどうしても尺がメインになりがちですが、ぜひ後ろで支えている箏の音色にも耳を傾けてみてくださいね(*’ω’*)


♪尺八♪

我が同期のさきちゃんはいとも簡単そうに吹いています(本当にそう見えてしまう)が、本当に難しいのです。
(OBさんたちもこの曲は吹きたくないとおっしゃるほど…)

「大変なところは?」と聞いてみたところ、「全部」だそうです(笑) なるほど。

その中でも半音が多すぎてしんどい、最後のフェードアウトが本番でなかなか上手くいかないのが大変なんだとか。

でもやっぱり盛り上がるところののびのびした音はとてもかっこいいですね!!
序盤の柔らかい音も優しく包み込んでくれる感じがしてとても好きです。

ぜひ尺の音色に酔いしれてくださいね(*´ω`*)


(以下、相棒の尺八担当より補足)
簡単そうに吹いているように見えて光栄だけど、じつは、めちゃめちゃ必死やで(`・ω・´)!!

あまり邦楽らしさのない西洋的な曲調のせいか、筆者も述べたとおりメリ音が多いです。
おそらく7孔尺八で吹いた方が楽なのでしょうが、不器用な私は替え指などを駆使して5孔で挑みますo(`ω´ )o

つまり・・・音程調整(特に激しくなったりや音量がほしい場面)が難しい
綺麗な曲の雰囲気を壊さないように、自然に流れるように、箏とマッチングするような綺麗な音色を作ることを心がけました。





定期演奏会まであと2週間ほどとなりました…!!!!

時が速すぎる!!どないなってんねん!!という気分です。
あと2週間後。真っ赤な毛氈の上で演奏していると想像しただけで吐き気が止まりません。

でも今年で現役最後の定期演奏会。3年生2人で演奏できるのもこれで最後だと思います。

緊張でガチガチになるのではなく、楽しんで演奏して終わりたい!!ですね。
緊張しないで演奏するのは多分無理ですが(笑) 

緊張といえば。
ついこの前の成果発表にて、とあるOBさんから「緊張について紙に書いたので読んどいて~」と言われたのを思い出して拝見したのですが、
書かれていた内容がこちら↓

「お酒はほどほどに!(手が震えるほどは…)」


…( ゚Д゚)


日々の生活習慣が手の動きに直結しているかもしれませんよ…
現役生みんな気を付けましょう!!(?)


というわけで。
定演当日は、万全な態勢で、楽しんで演奏をしたいと思います♪


以上、箏パートかなっぺでした~
三重大学邦楽部ではいつでも!部員募集中です。まずはお試しで。未経験OK!二年生・編入・院生・留学生、学外からも大丈夫!部活見学も気楽にお越し下さい♪ 活動詳細は公式サイトへ。お問い合わせもサイトからお気軽に。

コメントの投稿

非公開コメント

最新記事
最新コメント
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
学内クラブ・サークル
上級生向け おすすめサイト
カウンター
演奏会のお知らせ

第52回
三重大学邦楽部
定期演奏会

令和元年12月22日(日)
16時半開場 17時開演

 

津リージョンプラザお城ホール
→会場アクセス

 

当日500円(前売り400円)

 

お問い合わせ(メール)

 

詳細は後日更新します

 

+o。o。o+゚☆゚+o。o。o+

 

カウントダウン
定期演奏会まで:
邦楽部 twitter
プロフィール

邦楽部*広報

Author:邦楽部*広報
三重大学邦楽部のブログです。
部活の最新のお知らせや活動報告などはここで、和楽器や詳しい活動内容については、webサイトに載せております。
こちらもぜひご覧下さい♪

sidebar_bn.jpg

昔の邦楽部web
上:旧HP アルバムリンクなど
RSSリンクの表示
検索フォーム
アルバム