五月のうた(宮田耕八朗 作曲)

今回は定期演奏会で2番目に演奏する「五月のうた」の曲紹介をします。


「五月のうた」は宮田耕八朗作曲の尺八二重奏曲になります。
同寸管で演奏する指定になっており、その際は六寸管同士でも八寸管同士でも良いです。

曲の解説
楽譜からの解説についてです。
この曲は5月から6月にかけて作られた曲で、4つの曲から構成されています。
この4つの曲はそれぞれ「1番」「2番」「3番」「4番」と作られた順でよばれます。(楽譜にも1番2番…と表記されています)よく、部内では第1章と言ってしまったり言われたりしますが、作られた順というだけです。
演奏の順を変えても、1曲2曲を取り上げても良いそうです。

また、各曲のタイトルはとくにつけられていませんが曲のイメージとしては5月の元気な子供、小鳥、緑など明るいことをイメージして演奏すると良いそうです。
1番3番についてはメリ音が多く、7孔尺八で演奏するとより美しい演奏ができると思います。
7孔尺八ならば是非1番3番をガッツリ演奏してもらいたいですし、5孔尺八ならば2番4番を演奏すると無理なく弾けると思います。

各曲のポイント
どの曲も、繰り返しが多いため飽きさせない変化が必要となります。
また、かけあいが多い曲になります。
各曲の解説と今回の曲作りで注意したポイントになります。
「1番」
6/8拍子で落ち着いて演奏する曲です。
同じ主題が3回登場し、1回目と3回目はそれ以降の12小節間全て音は同じとなります。
中盤には16分音符が連続する場所があり、1部2部ともに拍は同じなのでキレイにそろわせることが必要になります。また、その前後にはゆったりしたかけあいがあります。
16分音符の場所はたくさん半音が入るのでここを弾くときはメリ、メリ戻し、メリと指も首も忙しいので大変です。

今回は3回登場する主題・フレーズに関しては、「始まり」・「中盤の変化を匂わせる」・「曲の終わりへ向かう」などの役割を持たせ音量、音質などを変化させました。


「2番」
4/4拍子で明るく刻んで演奏をします。
この曲は伴奏とメロディとが曲の中ではっきり分かれている曲になります。伴奏では2小節のフレーズが16小節間続きます。
この伴奏の演奏で特に注意する点は、休符を大切に演奏する事ですね!
伴奏がはっきり刻むことによってメロディが際立ちます~。
また、メロディとして伴奏と同じフレーズを1部も2部も演奏します。今回は伴奏とメロディで違いが分かるように強弱や歯切れの良さなどで違いをつけました。

2番は1番に比べて半音メリ音が少なく弾んだ曲になります。
弾んだ明るい曲にするためには16分音符の掛け合いをいかに爽やかに演奏できるから勝負です!
本当にパート内で合わせるのが難しく、パート内でずれるところNO.1です…!

「3番」
4/4拍子から6/8拍子へと変化し、その後再び4/4拍子となります。6/8拍子になったのちダ・カーポによって初めに戻り、楽譜の半分ほど演奏し終わります。また、曲の印象も明るく爽やかなものから、しっとり聞かせるものに変化します。
また、前半の4/4拍子では掛け合いが多く、1部と2部で、拍音程強弱などお互い聞いて合わせる必要があります。

6/8拍子へ変わったところが拍など崩れやすいのでしっかりメロディの流れを持ちつつ、6/8拍子への変化をつける必要があります。今回は演奏時間の関係もあり、繰り返しをしません。そのため、4/4拍子は明るくノリを良く演奏し、6/8拍子内でははっきりした盛り上がりをつくりしっかり最後には速度を緩ませます。

1番と同様に滑らかに音量の変化をつけ流れるようにメロディを聞かせる曲だと思います。

「4番」
4/4拍子で元気よくノリノリで演奏します!また、4番は速度の変化が2か所あり、この中盤が五月のうたの中で一番速い指定になっています。
ソロの前半は尺八のもみてをつかってこってり尺八らしい演奏をすることができますが、音源のCDではあっさり演奏されています。
ソロの後半は1部2部で完全な掛け合いで、お互いしっかりロングトーンを伸ばしながら演奏します。

ソロを終えた後の4番は意識しないで弾くと重くなってしまうので、軽く演奏するという事をキーワードに演奏する必要があります!
また、部内発表の際に「聞かせどころがわからない」という意見が出ました。そこを作るのは速度が速い分難しいです。

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今回の定期演奏会での聞きどころ、見どころ
見どころ
現役生とOG・OB
この定期演奏会では、OG・OBと現役生が総勢6名で演奏します!
現役生とOG・OBの見分け方としては定期演奏会当日は現役生は和服、OG・OBは洋服なところですね!

演奏のスタイル
また、リズムをとっているのはのか…はたまた気持ちよく演奏しているのか…演奏中クネクネと動く方もいるのでその動きにも注目してみてください!個人によって見た目にも演奏のスタイルが違います(笑)
佇まいもラフであったり、キッチリしていたりと個性が表れます。面白いですよ!
7孔尺八を使うのでメリらない人もいるなどの違いもあります。


聞きどころ
使用する尺八
今回は八寸管を使用して演奏を行います!
※八寸管
1尺8寸管の尺八で穴を全て塞いだ音は、Dになります。このため、最低音という意味で八寸管を「D管」と呼ぶこともあります。

この曲では最低音のDのそこから2オクターブ高いDまであります(乙ロからピまでです)。明るくポップで可愛い曲というよりも、明るく力強い曲となります!
また、竹製の尺八、プラスチック製の尺八、木製の尺八をそれぞれ使います。
演奏技術によっても音が違いますが、それぞれの音による雰囲気の変化や調和に注目してください。

演奏の順
演奏の順は、1番から4番と順番通りに演奏します。
また演奏の速度としては徐々に早くなっていく構成になります。
それぞれの曲ごとに春の5月の爽やかさ、温かさ、花や若葉などの植物、元気な子供など、明るいイメージで演奏していきたいと思います。


見た目も演奏も面白く、飽きさせないように頑張ります!
是非楽しんでください!
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