11月のお知らせ

★11月合宿★
強化期間
 11月13日(火)~17日(土)

成果発表
 11月17日(土)14:00~
 課外音楽棟A室にて


★12月合宿★
強化期間
 11月27日(火)~12月1日(土)

成果発表
 12月1日(土) 14:00~
 課外音楽棟A室にて


〈お休み〉
 11月9日(金)~11日(日) プレテストのため学内の課外活動禁止
 11月22日(木)~25日(日) 大学祭のためお休み



段々朝晩が冷え込むようになり、
気が付けば定期演奏会まで残り一か月ほどとなりました。

11月には強化期間が多く設けられており、
先輩方やOBさん方のアドバイスをもとに心に響く合奏を目指し 現在猛練習中です。
そんな私たちがお送りする三重大学邦楽部 第51回定期演奏会、ぜひご期待ください。



★三重大学邦楽部 第51回定期演奏会★
場 所:津リージョンプラザお城ホール
日 時:2018/12/15(土)
    16:30~ 開場、 17:00~ 開演
入場料:500円(前売り400円)
曲 目:
  • <オープニング曲>「よごとぐも」(川崎絵都夫 作曲)
  • 「津軽」(西崎悠山 作曲)
  • 「風雲」(菊重精峰 作曲)
  • 「雪はな」(吉崎克彦 作曲)     
  • 「星降る谷間」(池上眞吾 作曲)
  • <OB曲>「虹の彼方に」(江戸信吾 作曲)
  • <顧問教官と部員による>「民謡メドレー」
  • 「SAKURA」(水川寿也 作曲)
お問い合わせはこちら
三重大学邦楽部ではいつでも!部員募集中です。まずはお試しで。未経験OK!二年生・編入・院生・留学生、学外からも大丈夫!部活見学も気楽にお越し下さい♪ 活動詳細は公式サイトへ。お問い合わせもサイトからお気軽に。

津軽(西崎悠山 作曲)

第51回定期演奏会の2曲目である
「津軽」(西崎悠山 作曲)について紹介します



パート編成
一尺八寸管(筒音=D)2パートによる尺八二重奏曲です
第Ⅰ尺八:3年生
第Ⅱ尺八:2年生,1年生
の計3人で演奏します♪


ソロの有無
両パートともにソロがあります!
2,3年生がそれぞれ担当するのでお楽しみに


曲の難易度
基本中の基本「ロツレチハ(+ピ)」しかありません
第Ⅰ尺八は高音、第Ⅱ尺八は低音を扱いやすいですが、
どちらも乙ロからピまで現れるので
偏りは少ないように感じます

前述通り、メリ音が"ピ"しかないため
中盤以降はテンポが速く、手も細かいですが
運指に慣れれば、1年生でも吹くことはできます

しかし、この「津軽」を民謡調たらしめる奏法に
「指うち」「ムライキ」があります

うち
瞬間的に指を開き、すぐに打ち直す技法
同じ高さの連続音を出すことができ、
打つ速度によって雰囲気がとても変わります

ムライキ
わざと唄口への息の向きを外して、息のかすれた風切り音にする技法

上記の奏法が多用されており、ソロパートも含めると
1~3年生でする曲としてぴったりの難易度だと思います
(ただし、1年生はムライキをしません)


曲の内容
「津軽」という曲名どおり、
民謡のような風合いが随所に感じられます

津軽地方の雪が降りしきる海岸の情景や
その厳しい環境でも強く生きる人々が表現されており、
さらに速いテンポで音数が多い第三章は
「津軽三味線」に通じているのではないでしょうか

曲紹介「津軽」 




(※名目上、三章構成で解説をします)

第一章(♩≒60)
ゆったりとしたテンポの中で、
3小節ごとに引いていく様はまさに寄せては返す波のよう

両パートとも似た動きから、波形を変えていき
第Ⅰ尺八のソロへと繋がります

そのあとは嵐の前の静けささながらに、
ふたたび冒頭6小節をそっと繰り返します

第二章(♩≒112)
両パートが勢いよく吹きこむことで始まるこの章は
お互いが絡み合いながら、
唄うように小気味よく進みます

「ムライキ」による掛けあいは打ち付ける波、
ひっそりと「指打ち」する伴奏は潮騒のごとく

高まるボルテージを抑えつつ、
だんだんと細かくすることで前触れを聴かせて、
第二章の最高潮へと向かいます

ここは16分音符がたいへん多く、かつ指打ちしなければならず
運指、合奏ともに難所のひとつ

両パートが浮いては沈み、交互に現れることで
輪唱のように左右からの立体感が楽しめるはずです!

そして第二章の冒頭部分10小節ほどが
パートを入れ替えて繰り返されて終わります
奏者による絶妙な違いが体験できるのではないでしょうか

第三章(♩≒112)
まず最初に第Ⅰ,Ⅱ尺八のそれぞれにソロがあります

そしてその静寂の中から
両パートによる掛けあいがだんだん強く速くなることで、
曲はクライマックスに突入します!

16分音符でひたすら細やかな運指を
パートをまたいで繋げるラストは腕の見せどころ

基本の5音しかないとはいえ、非常に間違えやすく
最後の難関です


しかし吹き切ったあとの達成感ははかり知れないはず
そのあとは次第にテンポを落としていき、
「津軽」は終息を迎えます



気をつけて演奏するポイント
まず、タイミングを揃えることが挙げられます

当たり前のように思えますが、第一章は遅いテンポの中で
「指うち」などの装飾音を挟むため、
音の粒がよりバラけやすくなります
息を合わせてひとつひとつを揃えなければなりません

次に、音量バランスにも
注意を払う必要があります

パートごとで人数が違うことに加えて、
第二章は交互に出たり引っ込んだりを
繰り返すことで曲になるため
強弱はハッキリつけなければなりません



最後に
1~3年生ひとりずつ、現役3人による二重奏曲です
技術も経験も吹き方もバラバラですが、
本番は阿吽の呼吸で演奏したいと思います!

三重大学邦楽部ではいつでも!部員募集中です。まずはお試しで。未経験OK!二年生・編入・院生・留学生、学外からも大丈夫!部活見学も気楽にお越し下さい♪ 活動詳細は公式サイトへ。お問い合わせもサイトからお気軽に。

よごとぐも(川崎絵都夫 作曲)

三重大学邦楽部第51回定期演奏会の1曲目を飾るのは・・・「よごとぐも」(川崎絵都夫 作曲)


毎年夏休みごろ、京都で行われる「全国学生邦楽フェスティバル」
(今年度参加したときの記事はこちら)

この”学フェス”、第12回において
委嘱三曲大合奏曲として演奏されたのが「よごとぐも」です。

作曲者 川崎絵都夫氏によると、
“委嘱曲は「パート練習だとよくわからないけど、全体合奏をすると感動する曲」になりました。(ホント)”とのこと。
(ご本人のブログ「えつお日記」より)
1つのパートだけで演奏してみると、まさによくわからない!同じ動きを繰り返すところが多く、ナンダコレ。
しかし合奏になると・・・?
そんな「よごとぐも」について 編成、構成、難易度 をご紹介します。

◯編成
この曲はオープニング曲として、大トリである「SAKURA」(水川寿也 作曲) の次に大きな編成です。
1年生3人、2年生5人の計8人で
一箏(2人)
二箏(2人)
十七絃
三絃(2人)
尺八
を担当します。
(本当は尺八は2パートあるのですが今回は1人で演奏します。)

○構成

よごと=寿詞 とは、祝いの言葉、祝詞 などという意味で、全4楽章それぞれに四季折々の雲の様相を表す名前が付けられています。
1章 うろこ雲(秋)
2章 凍雲(冬)
3章 おぼろ雲(春)
4章 雲海(夏)
春夏秋冬、の順ではないんです
この4つから、今回は1,2,4章をお送りします。

曲リーダーの脳内劇場を演奏で表現してもらいました。

1章 うろこ雲
うろこ雲とは、小さな雲のかけらが魚のように群れたものです。
導入部分では、大空をゆったりと飛ぶ鳥をイメージしました。だんだんと数が増えてゆき、最後には大きな群れになります。眼下にはせっせと冬ごもりの準備をする動物たち。
中盤で台風がやってきます。突然やってきた非常事態、といった雰囲気を4/4拍子から6/8拍子に変わるところで表現しました。
尺八のメロディを箏のトレモロで支える最後の部分では、冬支度を終えて静かに冬を待つ、そんな秋の世界を思い浮かべました。

2章 凍雲(いてぐも)
凍雲は「とううん」とも読み、寒々として今にも雪が降り出しそうな雲のことです。
2章の始まりは、すでに雪が降り積もったあとの雪道をざく ざくと歩く様子を、箏と十七絃で表現しました。
尺八のメロディが終わった中盤では、雲の中で雪になるのを今か今かと待っている雨粒をイメージした楽しげでリズミカルなフレーズが登場します。
そこから一転、溶けたつららからポタポタと落ちる雫のような静かな雰囲気を、三絃のソロ、そして一箏、次に二箏のピチカートで演出します。

4章 雲海
真っ白な雲の海を見下ろす高い山の上に、澄んだ尺八の音が響き渡ります。
絃が加わると、夏の空気のように重厚な雰囲気になります。4章は、力強く、勢いのある感じを大切にしました。
特に中盤や1番最後などに何度か登場するフレーズは、大岩が転がり落ちるようなイメージに近づけるため何度も練習しました。
1.2章とは違った雰囲気を感じていただきたいです。


◯難易度

学フェスでは全国から集まった演奏者がこの曲を演奏しました。
初心者から上級者まで様々な人が一緒に演奏できるよう、“2箏は押し手無し”、”尺八はメリカリはほとんど無し” など合奏をするにあたって難しい技法を減らす工夫がなされています。(「えつお日記」より)

しかし、そうは言っても難しいところだってあるはず。
実際に演奏している各パート奏者に聞きました。

◯一箏
二箏との掛け合い、ハモリが綺麗な曲です。
合わせ爪やトレモロ、押しなどの技法がやや多いですが、1年生も置いていかれることなく弾いています。

◯二箏
4/4から6/8に拍子が変わる部分や音数の少ない部分、曲中に何箇所か存在するリタルダントなどテンポやタイミングがずれやすいところが多数あり、パート内ないし全体で合わせるのが非常に難しいと感じました。二箏は目立つところが少ないので、三絃や箏で音の粒を合わせることをがんばりました。

◯十七絃
細かい動きはほとんどせず、同じフレーズを何小節も繰り返すという十七絃らしい十七絃パートです。
曲の始まりを含め十七絃から始まるところが多いので、どうしたら次に入るパートが入りやすいか?1人だけのときとみんな一緒のときをどのように弾き分けるか?が課題でした。
全く同じことを繰り返す中でも曲の進行に合わせて音量や音質を変化させることで、ベースとしての役割を果たせたらと思います。

◯三絃
三絃は自己主張が激しい(音量が大きくなりがち)なので小さな音を出すのが難しく、メロディから伴奏への移行が大変でした。
ソロもあり(なんと1年生が演奏します!)初めての合奏曲として難易度はちょうどいいぐらいなのではないでしょうか。
現れては消え入る我々にご注目くださいませ

◯尺八
尺八パートは小節休みが他に比べて多く、吹くフレーズはほとんどがメロディなので
絃方に埋もれないように主張しなければなりません。
また4章(夏)の冒頭8小節は尺八パートのみなので、それまでの雰囲気を変えられるよう朗々と吹くことを心がけています。
そしてこの曲の全体に散りばめられた、乙から甲、甲から大甲のような1オクターブの跳躍が尺八パートにもあるため絃方のように滑らかな切り替えが求められます。とくにラストにある、全音符の「ピ」から2オクターブ下でffの「乙ロ」ははっきりと音にならないことが多々あり、難所のひとつです。





全体としては、細かい動きをできるようにする、というよりは、音質を揃えたり、音数の少ないところでいかにぴったり合わせるかというところに気を配りました。



最後に、3人の1年生にとって「よごとぐも」は初めての大合奏曲です。
それぞれ箏、三絃を担当する2人の1年生に聞きました。

音楽経験がなかったので、やることすべてが新鮮でした。その中で、箏や尺八と演奏するというのは特に新鮮で、一番難しく、また楽しく感じました。楽器の音が違うと、少しずれただけで全然印象が変わってしまいます。しかし、練習するなかでできることが増えて、音が合わさっていくのにはとてもやりがいを感じました。この合奏を通して合奏の楽しさを知ることができ、かなり成長できたと思います。

大合奏では十七絃が全体のリズムを決める、ということは前々から先輩方から教えて貰っていましたが、いざ合奏となると初めは自分のことで手一杯になってしまい、なかなか十七絃やほかの音を聴く余裕がありませんでした。
また、演奏者が増えれば増えるほど音の揃いがますます重要になることも大変で、箏では合わせの爪の音など箏曲よりもさらに気を遣わなればなりません。大変なことばかりでしたが、練習を積み重ね、少しずつ出来るようになってきたと思います。
 
2人とも、成長できたと語ってくれました!
この1年生3人には本当に感謝です。2年生が少ない日でも安定して一曲通せるほどしっかりと弾けていて、伝えたイメージに近い音質もたくさん研究してくれました。ありがとう!
2年生の4人、ポンコツ曲リーダーでごめんね、ありがとう!



以上、おゆいによる「よごとぐも」曲紹介でした!

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11月度成果発表&演奏会に行ってきました!

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11月度合宿を先日17日に行いました!

合宿期間中にとうとう定期演奏会まで一か月を切り、部員各々さらに気を引き締めて練習できたことと思います。

今回はOBさんだけでなく、現役生からもアドバイスをもらい、いつもとまた異なるものが得られました!





また、翌日サンヒルズ安濃で催された「三曲演奏会」にも行ってきました!
午前の部はアマチュアの方々の演奏があり、午後からは特別出演で沢井比河流先生がお越しになり、「イリュージョン」や「斜影」などを演奏してくださいました!

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感想を三絃担当のある一年生に聞いてみました!




演奏会に行ってきました(^^)b
普段他の人の三絃の演奏を見ることがなかったので姿勢やバチの位置、持ち方などとてもいい機会になりました!
後半ではプロの演奏家が演奏してくださり、本物の邦楽を初めて生で聴きました。今で耳に残っているほど趣深く、邦楽がより一層好きになりました(^-^)/
モチベーションも高まってきたので、定期演奏会に向けてラストスパートをかけて頑張りたいと思います!!




成果発表も定期演奏会まで残り一回となり、ラストスパートをかけるのに今回の演奏を聴いたことはいい栄養になったと思います!

寒さが厳しくなり凍えそうな季節になってきました。
お体には気を付けて...
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三重大学邦楽部では、引き続き部員を募集中です。

 

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流派その他関係なしに、自由に好きな曲をやれる環境ですので、すでに習っている方もお気軽にお越し下さいませ。

 

とりあえず、入部の強制などはいたしませんので、遊びに来る感じでどうぞ♪

おもてなしいたします♪

 

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活動日

水・木 16~20時

土 13~18時

 

場所は MAP をご覧下さい。

 

活動内容の詳細は webサイト をご覧になるか、 メール でお問い合わせ下さいませ。

 

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邦楽部*広報

Author:邦楽部*広報
三重大学邦楽部のブログです。
部活の最新のお知らせや活動報告などはここで、和楽器や詳しい活動内容については、webサイトに載せております。
こちらもぜひご覧下さい♪

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