鷹(沢井忠夫 作曲)

今年の定期演奏会一曲目は

「鷹」(沢井忠夫 作曲)です!

早速ですがこの曲について紹介していきたいと思います。

1. 編成
2. 構成
3. 難易度
4. 大変だった所
5. 好きな所

以上の順で書いていきます。

1. 編成

箏二重奏です。
一箏は一年生、二箏は二年生が演奏します。

2. 曲の構成

前半・中盤・後半の三部構成です。
以下それぞれを見ていきます。

前半
華やかさを詰め込んでいる感じです。
前半は綺麗な部分もかっこいい部分もあるため、中盤と後半をぎゅっとつめてる印象で弾いていて楽しいです!
華やかに始まり、途中からはサビ(と思っている部分。以下サビで記載)に入り力強い部分も出しつつ、
最後は落ちついて中盤に繋がります。

中盤
ここは鷹が悠々と飛んでいるイメージです。でもその中でも楽しそうだったり物寂しい部分もあります。
中盤はいろいろな雰囲気が入ってるのが好きです。
前半と後半に比べると落ち着いていて、メロディーも綺麗な所が多いです。

中盤は一箏・二箏の間でメロディーが移り変わる部分がいくつかあるので、そこが綺麗に移ったように聞こえればいいなぁと思っています。

後半
後半は力強くてかっこいい!という印象です。
後半の冒頭からサビで始まり、途中一箏と二箏の掛け合いをはさみながら最後のサビへ盛り上がっていきます。
また、後半では一箏のグリッサンドの連続があるので華やかさもあります。
最後は鷹が遠のいていくように静かに曲が終わります。
サビの部分は鷹が空をぐんぐん力強く上昇している姿を想像しています。

3. 難易度

一箏も二箏もそんなに難しくはないはず...と思っています。
今回一箏を弾くのが一年生なので、一箏は一年生でも弾けると思います。
二箏は一箏に比べると細かいところが何回か出てくるので、そこで手が回りそうなら一年生でも大丈夫なんじゃないかなとぁ思います。(ちなみに私は慣れるのに大分苦労しました...)

押しは一箏・二箏ともに出てきます。毎ページ何回か出てきます。
両方とも同じぐらい出てきてたと思います。ただ全押しはないです。
技法としては一箏は押し、ピッチカート、合わせ爪、グリッサンド、スクイ、トレモロが出てきます。
二箏はグリッサンドがないだけでほぼ同じです。

4. 大変だった点

一箏・二箏のそれぞれ大変だった(大変そうだった)部分と合奏する時に意識している所を挙げてみます。

一箏
隣り合った絃での合わせ爪(押している状態)で音量出すのがとても大変そうでした。
私も練習してみたのですが隣り合った絃の合わせ爪弾きにくかったです。しかも8小節も続く!辛い!
個人的に思う一箏の一番大変そうな部分はそこでした。

あとは、一箏のみに何度か出てくるグリッサンドを華やかにするというのと
サビの部分の力強さを出すのと押しを頑張っていたなぁと思います。

二箏
サビの部分などで十六分音符が続くところが何度かあって、その部分の手が回らなくて苦労しました。
あとは押しの回数が多かったのも個人的には大変でした。(※押しがとても苦手な人の意見です。)
三の押しをしながら、二と三の合わせ爪をする部分があるのですが遠くて押し切れてない状態によくなりました。

合奏の時
以下箇条書きで挙げます。

・スクイ
一緒にスクイをしてる部分があるのですがそれを揃えるのが大変でした。
ずれるとバラバラした感じになってしまうので、お互いの音を聞いて揃えるのを意識しました。

・掛け合い
後半で二人が掛け合いしてる部分を、一人で弾いているようになめらかにするのを頑張っています。
爪とピッチカートの両方ともを意識しないといけないのが難しかったです。

・ヒキ
最初はひく時のタイミングが揃えることだけに意識がいっていましたは、離すタイミングについても揃えなきゃいけないことを知り今はひくのも離すのも呼吸を合わせながら弾いています。呼吸を合わせるって大変だなぁと常々思っています。

5. 好きな部分

・掛け合い
先ほど書いた通り大変なのは大変なのですが、その分綺麗に繋がった時が気持ちよくて楽しいです。
本番の時もなめらかに繋がればいいな~

・中盤の雰囲気
落ち着きながらもいろいろな雰囲気を持っていて好きです。
個人的には物寂しい感じの部分に入った所の一箏が好きです。帰りたくなる。

・サビと最後のサビ以降
空をぐんぐん上昇したり、かっこよく羽ばたいてる感じがあって楽しいです。
そしてサビは一箏がかっこいいです!聴いてて楽しいです。
また最後のサビが終わると、前半にあったメロディーを一箏は合わせ爪で、二箏はスクイで弾く部分に入るのですが、そこが空を自由に駆け巡っているようで二箏的には弾いてて楽しい部分です。


以上、二箏によるほぼ定演直前の「鷹」の曲紹介でした!
あと5日...曲紹介全く間に合ってないですね!ばなちゃんに次会う時が怖い。

そして、冒頭にも書いた通りトップバッターなのでかなり緊張してると思います。(笑)
ただ一曲目から楽しんでいただけるように二人で精一杯頑張りますので、優しく見守っていただければと思います!

ではあと二回の練習頑張ります~
三重大学邦楽部ではいつでも!部員募集中です。まずはお試しで。未経験OK!二年生・編入・院生・留学生、学外からも大丈夫!部活見学も気楽にお越し下さい♪ 活動詳細は公式サイトへ。お問い合わせもサイトからお気軽に。

竹林の調(坂田誠山 作曲)

第49回定期演奏会 2曲目に演奏するのは、
竹林の調(坂田誠山 作曲)です。

ちなみに「調」と書いて「しらべ」と読みます。(私は無知なので読み方に戸惑いました…)
どうやら古語の意味で使われてるようです。

 【調ぶ】
  ①楽器の調子を合わせる。音律を整える。
  ②音楽を演奏する。
  ③調子にのる。
              (旺文社『全訳古語辞典 第四版』より)

これを名詞化したものが「調べ」なんです。
つまり、竹林が音を奏でているんですね!
風に吹かれた竹の葉がサワサワ…と、あちこちで鳴っている竹林をイメージできます。

↓つまり

「竹林の調」は二重奏(今回は4人で演奏)です。
2パートの掛け合いで、竹の葉があちこちでサワサワ…となっているのを表現し、
時には2パートの音が1つに重なり合い、様々な音の響きを生み出します。
そしてノリノリの楽しい曲調のところで、調子にのります。(笑)

これらを竹から作られた尺八で演奏します。まさに尺八のための曲!


▼難易度▼

尺八の基本である八寸管を使用します。
初心者1年生が半年ほどで吹けるため、曲の難易度としては易しい方ではないでしょうか。
中盤にメリ音(顎の引き具合と穴を指で塞ぐ具合で調節し、音程を基準よりも低くした音)がたくさん出てきて一見難しそうですが、テンポがゆっくりなため、より丁寧に吹くことができます。
メリ音の練習にいいかもしれません。(笑)


▼曲の構成▼

楽譜としては分かれていませんが、曲調から4部構成に分けられます。

〈第1部〉
竹の葉がサワサワ…と動くような、爽やかなゆったりした曲調で尺八の掛け合いが始まります。
そして途中から互いのメロディが重なり、少し盛り上がりをみせ、最後には落ち着いて次の曲を迎えます。

〈第2部〉
雰囲気がガラリと変わります。第1部よりさらにテンポが落ち、ザワザワ…と怪しい感じになります。
ひっそりと曲が始まり、中間で急激に盛り上がり、だんだんと落ち着いていきます。
メリ音が多く、テンポはゆったりでも吹く側としては大変忙しいです。
曲調は短調と暗いですが、尺八の音で爽やかにお届けします!

〈第3部〉
4人の短いソロから始まります。
(楽譜指定はソロではありません。4人という少人数を活かして、個性ある1フレーズ×4を繋げていくというアレンジをしました。)
これまでのゆったりした感じから、アップテンポで楽しく、かっこいい曲調へと繋げていきます。
吹いていて一番楽しいです!しかしあまりにノリノリになるため、暴走しないように注意しなければなりません。(笑)
掛け合い、合わさり、伸ばし、跳ねるなど、様々な表現で盛り上がるところです。お楽しみください。

〈第4部〉
はじめのゆったりとした雰囲気に戻ります。
途中から2パートの音が重なり、盛り上がりを見せます。
そし最後は力をふりしぼって音を出し切り、まるで竹の命がはじけるようにして物語の幕を下ろします。



以上で、「竹林の調」の解説を終わります。長文のご閲覧ありがとうございました!

そして、なんと、今日から定期演奏会へ向けた第3回強化合宿が開幕しました!!
部室を出る間際に「10時まで練習する」と先輩の口から聞こえたのは
気のせいでありたい(^ч^)

無理は禁物ですよ!!
しかし本番まで残る練習日数10日という事実。不安で仕方ないです…。


演奏会当日では、尺八の音を楽しんでいただけるよう頑張ります!
どうぞ温かい目で見守ってくださいm(_ _)m
以上、尺八1年生さきでした。
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証城寺のスケルツォ(江戸信吾 作曲)

寒くなってきましたね~
皆様いかがお過ごしですか
定期演奏会まであと一ヶ月もないことにさっき気付いて肝が冷えました、OB曲で十七絃を担当しますみっちゃんです。



今回はOB曲「証城寺のスケルツォ」(江戸信吾 作曲)の紹介をしたいと思います!
編成は尺八、箏2、十七絃です。



皆さま「証城寺のたぬきばやし」という曲はご存知でしょうか。


「しょう しょう しょうじょうじ~♪」


聞いたことがある人も多いのではないかと思います。
その「証城寺のたぬきばやし」をもとに作曲されたのが「証城寺のスケルツォ」です。


原曲「証城寺のたぬきばやし」からは
狸たちが酒やおいしいご馳走を食べながら
わいわいぽんぽこ~とのんきで楽しくどこか滑稽という印象を受けるのですが


この「証城寺のスケルツォ」・・・

とんでもないですよ



私がこの曲を初めて聞いたときは

「た、たぬき・・・かっこよすぎるだろ!!!」

と生まれてはじめて狸にときめきました。



尺八のソロから始まり、「証城寺のたぬきばやし」の聞きなじみのあるメロディー
がちりばめられた前半
あやしげで不安感をあおるような中盤
哀しげな尺と十七絃のソロからの
ドンちゃん騒ぎの後半!!
と雰囲気がのんきだったり激しかったり怪しかったりところころ展開していくようすがこの曲の魅力ではないかと思います。


個人的に好きなところは一番最初にある尺ソロです。
緊張感のあるピリッとしたメロディーが何度聞いてもぐっときます。
曲全体を通しても尺八はメインメロディーが多いのでぜひ注目してほしいです!


いやぁ本当に聞きごたえも弾きごたえもある曲だぁ・・・




・・・・そうです、この曲とっても難しい!!


私自身は現在4年生でOB1年目なのですが、
この「証城寺のスケルツォ」現役のときは難しすぎて手が出せませんでした・・・

今回私よりも5年ほど先輩の方たちと一緒に演奏させていただくのですが
それなりに経験があるOBが集まっても苦労します・・・

下っ端の私は合奏をするたびに息が切れます ゼェゼェ・・・


楽器ごとに簡単に紹介をすると

十七絃・・・主に伴奏を担当しています。苦労するポイントはとにかく指が細かいことですね。
弾くので精一杯になってしまいなかなか強弱やフレーズまで手がまわりません・・・
ただ中盤にあるソロはとーーーってもかっこいいです!(自分でハードルをあげておく)

箏・・・技法盛りだくさんです!!散し爪や後押しなどは耳だけじゃなく、目でも楽しめると思います!
指がかなり細かく動くなか箏同士でメロディーやフレーズをぴたっと合わせる所が
多々あるのでそこがなかなか難しいようです。

尺八・・・主にメインメロディーです。尺八メインの曲といっても過言ではないと思います。かっこいい!!
ただ吹く音全部がとっても大切なので大変そうです・・・
指はそれほど細かくないようですが、絃楽器がどんちゃんさわぎをしているのでかなりの音量が必要になります。
また曲中に六寸から八寸へと尺八の持ち替えがあることが苦労するポイントになるのではと感じています。
(定演では曲の一部をカットして演奏するので尺八の持ち替えはありません。)


と、まあこんな感じです。
とっても大変で、邦楽を始めたばかりの人には難しい曲ですが、その分やりがいのある楽しい曲です。
弾ききったときの達成感はとても気持ちいいですよ!



私が初めてこの曲を聞いたときのあの感動を来場者の方々にも感じていただけるよう精一杯演奏したいと思います!!!
では当日お楽しみに(^o^)


たぬきはかっこいいんだ!!!
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真珠伝説(水川寿也 作曲)

定期演奏会で最後を飾る「真珠伝説」の曲紹介をしたいと思います!
編成は、箏2、十七絃、三絃、尺八です。
現役生と四年生の先輩で演奏します。

♪イメージについて
全体としては、曲名にもある通り、真珠の美しさが中心になります。
それは神秘的であったり、キラキラしていたり、穏やかだったり、激しかったりと様々な美しさです。
この曲では、そんな真珠の美しさを表現したいと思います。

それでは、部分ごとに分けてみていきたいと思います。

十七絃ソロ
この曲はなんと十七絃ソロから始まります!柔らかくて深みのある十七絃の音を生かしたとてもきれいなソロです。
私はこの十七絃ソロがすごく好きです。一箏担当ですが、やりたいと言いまくりでした(笑)

前半
十七絃ソロが終わってから一箏ソロまでです。
最初は箏、尺八、三絃によるメロディの掛け合いです。穏やかで、個人的には砂浜とか海辺にいる感じです。
この後、穏やかなところから一転し、どんどん勢いがついていきます。
尺八を中心にすべてのパートが揃ったり、尺八が単独でメロディを奏でたり、と尺八大活躍です!

一箏ソロ
一箏ソロは前半から中盤をつなぐ大事な部分です。イメージとしては真珠の神秘的な美しさです。
私が弾くのですが、きれいに、澄んだ音で、弾けるように心がけています。

中盤
ここは、一箏ソロから続いた神秘的で、かつキラキラしたイメージです。私個人のイメージとしては、はかなさもあるのかなぁという感じです。
中心になるパートは尺八なのですが、そこに絃パートが揃い、華やかな演奏になります。

三絃ソロ・二箏ソロ
中盤が終わって後半に入るまで、三絃ソロと二箏ソロが続きます。
三絃ソロは、ゆったりと始まるのですが、途中から十七絃も合わさり勢いを増します。かっこいいです!
そして、二箏ソロは曲中の様々なところに出てくるメインフレーズを奏でます。
私は二箏ソロもすごく好きです!とてもきれいなメロディです。

後半
後半は、最後に向けて、勢いを増しつつ駆け抜けていくというイメージです。
絃パートが揃うところも多いのですが、そこは揃えばかっこよくなります!
(まだまだ不安ですが演奏会までにはそうなりたい…)
そして後半でも尺八は大活躍です!笑


♪各パートについて
各パートの紹介もしたいと思います!(私の主観もあります、ご了承ください…)

それほど難しくないと思います。一箏も二箏も同じぐらいの難易度です。
メインフレーズを担当したり伴奏だったりと役割も様々です。
後半の伴奏で、十六分音符のところが手が細かいので苦労しました…
十七絃
担当の子によると、ソロの表現で悩んだみたいです。
また、音量が足りないと言われているので、そこでも苦労しています。
私個人的には楽しそう~と思いながら聞いています。
三絃
ソロでスクイがたくさんあります。ひたすら「スクイが~」ということを聞いている気がします。
あとは、やさしい、穏やかな雰囲気に合わせるのが難しいそうです。
尺八
前半で、十六分音符でメロディを奏で続けるところがあるのですが、そこが難しそうです。よく吹けるなぁと思います。
あと、常にメロディを担当しているので、かっこいいのですが、その分大変そうです。


最後に聞きどころをいくつか書いておきたいと思います。
一つ目は、メロディをいろんなパートで揃って弾くところです。曲中に多くあるので、どことははっきり言えないのですが…
多くの部員が楽しいと言っているので、すごくノリノリで演奏しているのではないかと思います。
メロディにも部員の姿にもご注目ください。
二つ目は、尺八のメロディです。この曲の尺八はかっこよくて好きです。
全てを持って行ってしまう感じもするので、箏としては少し悲しいです(笑)
そんな尺八はなんと一年生が担当します!とてもうまいです!
ぜひ温かく見守ってください。


とても長くなってしまいました。これで真珠伝説の曲紹介はおしまいです。
本番では最後にふさわしい演奏ができるように、残り一か月頑張りたいと思います!
以上、一箏担当ばなでしたー
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海鳴り(石井由希子 作曲)

「海鳴り」について紹介したいと思います。

「海鳴り」は、二年生二人による、十七絃と三絃による二重奏曲です。

そもそも海鳴りとはどんなものかといいますと…

 『海鳴り(うみなり)とは、海から聞こえてくる轟音のこと。その多くは海岸付近において聞かれる。海鳴りの音は、「ゴロゴロ」「ゴー」「ゴゴゴゴゴ……」といった表現がなされ、雷にも喩えられる。(中略)海鳴りが発生する時の気象や海況の特徴として、海岸部に比べて沖の方が荒れた天候であること、空が低い雲に覆われてどんよりとした天候であることが挙げられる…』
Wikipedia「海鳴り」項より

曲中では、十七絃がうねる波を、三絃が雷や嵐の雰囲気を表現していきます。



曲の構成

海鳴りは、おおまかに三つ、前半、中盤、後半で構成されています。

・前半

十七絃の波が遠くから登場します。
波がだんだん、だんだん大きく迫ってきたところで、三絃が突如、鳴り響きます。
緊張感のある始まりから、一気に、この曲がどのようなものかがわかると思います。

十七絃は、しばらく同じ形を繰り返しながら波を表現しているのですが、常に一定ではない海のように、浮いたり沈んだり、遠ざかったり迫ってきたりします。そしてそこに三絃が対峙し、変化する海に乗っかっていきます。

見どころ ⇒ 十七絃の波の表現、三絃の最初の登場・ポルタメント(*)、二人の掛け合い&シンクロするところ

*ポルタメントとは:
『ポルタメント (portamento ) は、ある音から別の音に移る際に、滑らかに徐々に音程を変えながら移る演奏技法』(wikipedia

・中間

拍子が、前半はノリのいい3/8拍子だったのですが、中間はおっとりした4/4拍子に変わります。

前半とは一転して、海の穏やかな一面が顔を出します。十七絃のアルペジオが美しく響き、雰囲気が平和な感じに変わります(笑)
そこに三絃が単音で現れ、十七絃と交互に弾いていくのですが…それが地味に難しい!!
11月合宿まで、先輩方に「二人でテンションがちがう!」と言われまくっていました(笑)。
3回ほど同じような構成が続くのですが、それぞれをどう表現するか、変化をつけるのかがとても悩みました。ほんとうに(小声

他にも、三絃の技法(すり上げ、すり下げ*)も、ちょこちょこ出てきますので、耳を澄ませてお聞きください!
また、後半に向かうにつれ、緊張感が高まっていくので、ドキドキして聞いていただけたらと思います。

見どころ ⇒ 十七絃と三絃の掛け合い、アッチェレラントとリタルダンド、三絃のすり上げ・すり下げ、雰囲気の変化

*すり上げ・すり下げとは:
「低音のツボを抑えたまま高音のツボへ移動する」、また、「高音のツボを抑えたまま低音のツボへ移動する」。一音が変化する技法。(参考「三味線のある生活」

・後半

後半の各パートの悩みどころ:
三絃 = 延々と続くアクセントとスクイ
十七絃 = スタミナ不足から、一番盛り上がるところなのに、盛り上げきれない!

盛り上げたいけれど、迫力と音量を保ってずっと弾き続けることができず…。

先輩方に、「落ち着くところ、一番聞かせたいところは?」と何回か結構前から聞かれていたのですが、
(…後半入ってすぐはもちろんそのままのテンションで行きたい…でもその次も三絃いい感じだから落ち着きたくない…でもその次も特に盛り上がらないところでもないような…あ、ポルタメントきた…)
といった調子で、なかなか決められませんでした(笑)

悩んだまま11月を終え、12月合宿に入り……最終的に「曲になった」のは、12月合宿が終わった時だった気がします。
先輩方には、本当にご心配おかけしましたが、曲作りとはバランスなんだなと学習しました(笑)

見どころ ⇒ 三絃のアクセント・ポルタメント、十七絃の細かな波の音、最後のフォルティシモ……つまり全部です!

とにかく、後半は、十七絃はもちろん、三絃もひたすらノンストップで弾いていきます!
もう後がない、と覚悟を決めて臨むので(笑)、最後までどうぞお楽しみください!!
汗をかくくらい全力で弾ききって、ジャンっとすっきりかっこよく終わりたいと思います。




今週の木曜日で、定期演奏会まで残り1か月!!
実質練習日を数えると、なんと残りたったの15日……。わー知りたくなかった事実!成果発表の翌日の作業日に、立て看板作成など、着々と定期演奏会に向けて準備は進んでいるものの…圧倒的に心の準備が足りていないです(笑)
残り少ないですが、悔いを残さないように頑張りたいと思います。
とりあえず、海鳴りの修正と、個人的にはスクイをどうにかしたいです!絶対どうにかします!
三絃2年のどのでした。

演奏会、ぜひお越し下さい。お待ちしています。
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トワイライト・セイリング

水川寿也作曲 「トワイライト・セイリング」
の曲紹介をしたいと思います。
この曲の編成は尺、十七絃です。

曲名の通り夕暮れの海をイメージしてつくられた曲です。




前半、中盤、後半に分けて曲のイメージを紹介していきたいと思います。

前半
船旅の始まりです。
夕暮れにゆるやかな波が浜辺に打ち付けている光景が浮かびます。
曲が進んでいくにつれて船は波に乗っていき・・・
前半のポイントは8分の6拍子から4分の4拍子に切り替わるところです。
ここを境に曲はどんどんノリにのっていきます。十七絃が切り替えるのですが、ここの切り替えがうまくいくと気持ちいいんです~


中盤
私たちは「アラブのところ」と呼んでいます(笑)
怪しくてねっとりとしたメロディーが不安感をあおります。
どこか不思議な場所に迷い込んだような、次に何が来るか分からないドキドキを感じてもらいたいです。
弾いている本人たちはこの中盤がお気に入りで
「どーだ怪しいだろ~ドヤ~」という表情をしていると思うので定演ではそこにも注目してください(^o^)


後半
中盤の怪しさを振り払うように船は前に進んでいきます。
前半と同じメロディーが繰り返されるのですが前半にはなかった荒々しさが後半では感じられます。
曲のクライマックスに向かって尺八も十七絃も一緒に激しくなっていき、弾いていても体が熱くなってきます!





楽器別に苦労するところや楽しいところを紹介します!

~十七絃~

前半にある拍子の切り替えがやはり大切です。曲を途切れさせてしまわないように
さりげなーく拍子を変えられるよう心がけています。

十七絃は全体を通して前に前に進むイメージで演奏しています。
荒々しい場面や怪しい場面など最初の雰囲気を作るのは十七絃の役目だと個人的には感じています。

後半の盛り上がりは楽しいですね。
ただはりきりすぎるとスタミナが途中で切れてしまうので一番の盛り上がりどころを意識してそこまでに全力を出し切らないように注意しています・・・

~尺八~

半音がたくさん出てきます。
そのため7孔尺八で吹いた方が絶対に楽です・・・!
今回の定演は5孔尺八で演奏しますが、音量を出すために替え指をいっぱい使っています。

中盤のはすり上げという技法を使って怪しげな雰囲気を出すのが楽しいです。

後半の盛り上がりは前半にもあるメロディーを1オクターブ上で吹いています。
クライマックスに向けて盛り上がる感じが楽しいですが、十七絃と同じようにスタミナ切れには注意しています。




二人だけでの演奏ですが、激しさや怪しさ、切なさなど様々な表情を見せられるよう
残り少ない練習を頑張りたいと思います!
一緒に船旅を楽しみましょうo(^▽^)o
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五月のうた(宮田耕八朗 作曲)

今回は定期演奏会で2番目に演奏する「五月のうた」の曲紹介をします。


「五月のうた」は宮田耕八朗作曲の尺八二重奏曲になります。
同寸管で演奏する指定になっており、その際は六寸管同士でも八寸管同士でも良いです。

曲の解説
楽譜からの解説についてです。
この曲は5月から6月にかけて作られた曲で、4つの曲から構成されています。
この4つの曲はそれぞれ「1番」「2番」「3番」「4番」と作られた順でよばれます。(楽譜にも1番2番…と表記されています)よく、部内では第1章と言ってしまったり言われたりしますが、作られた順というだけです。
演奏の順を変えても、1曲2曲を取り上げても良いそうです。

また、各曲のタイトルはとくにつけられていませんが曲のイメージとしては5月の元気な子供、小鳥、緑など明るいことをイメージして演奏すると良いそうです。
1番3番についてはメリ音が多く、7孔尺八で演奏するとより美しい演奏ができると思います。
7孔尺八ならば是非1番3番をガッツリ演奏してもらいたいですし、5孔尺八ならば2番4番を演奏すると無理なく弾けると思います。

各曲のポイント
どの曲も、繰り返しが多いため飽きさせない変化が必要となります。
また、かけあいが多い曲になります。
各曲の解説と今回の曲作りで注意したポイントになります。
「1番」
6/8拍子で落ち着いて演奏する曲です。
同じ主題が3回登場し、1回目と3回目はそれ以降の12小節間全て音は同じとなります。
中盤には16分音符が連続する場所があり、1部2部ともに拍は同じなのでキレイにそろわせることが必要になります。また、その前後にはゆったりしたかけあいがあります。
16分音符の場所はたくさん半音が入るのでここを弾くときはメリ、メリ戻し、メリと指も首も忙しいので大変です。

今回は3回登場する主題・フレーズに関しては、「始まり」・「中盤の変化を匂わせる」・「曲の終わりへ向かう」などの役割を持たせ音量、音質などを変化させました。


「2番」
4/4拍子で明るく刻んで演奏をします。
この曲は伴奏とメロディとが曲の中ではっきり分かれている曲になります。伴奏では2小節のフレーズが16小節間続きます。
この伴奏の演奏で特に注意する点は、休符を大切に演奏する事ですね!
伴奏がはっきり刻むことによってメロディが際立ちます~。
また、メロディとして伴奏と同じフレーズを1部も2部も演奏します。今回は伴奏とメロディで違いが分かるように強弱や歯切れの良さなどで違いをつけました。

2番は1番に比べて半音メリ音が少なく弾んだ曲になります。
弾んだ明るい曲にするためには16分音符の掛け合いをいかに爽やかに演奏できるから勝負です!
本当にパート内で合わせるのが難しく、パート内でずれるところNO.1です…!

「3番」
4/4拍子から6/8拍子へと変化し、その後再び4/4拍子となります。6/8拍子になったのちダ・カーポによって初めに戻り、楽譜の半分ほど演奏し終わります。また、曲の印象も明るく爽やかなものから、しっとり聞かせるものに変化します。
また、前半の4/4拍子では掛け合いが多く、1部と2部で、拍音程強弱などお互い聞いて合わせる必要があります。

6/8拍子へ変わったところが拍など崩れやすいのでしっかりメロディの流れを持ちつつ、6/8拍子への変化をつける必要があります。今回は演奏時間の関係もあり、繰り返しをしません。そのため、4/4拍子は明るくノリを良く演奏し、6/8拍子内でははっきりした盛り上がりをつくりしっかり最後には速度を緩ませます。

1番と同様に滑らかに音量の変化をつけ流れるようにメロディを聞かせる曲だと思います。

「4番」
4/4拍子で元気よくノリノリで演奏します!また、4番は速度の変化が2か所あり、この中盤が五月のうたの中で一番速い指定になっています。
ソロの前半は尺八のもみてをつかってこってり尺八らしい演奏をすることができますが、音源のCDではあっさり演奏されています。
ソロの後半は1部2部で完全な掛け合いで、お互いしっかりロングトーンを伸ばしながら演奏します。

ソロを終えた後の4番は意識しないで弾くと重くなってしまうので、軽く演奏するという事をキーワードに演奏する必要があります!
また、部内発表の際に「聞かせどころがわからない」という意見が出ました。そこを作るのは速度が速い分難しいです。

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今回の定期演奏会での聞きどころ、見どころ
見どころ
現役生とOG・OB
この定期演奏会では、OG・OBと現役生が総勢6名で演奏します!
現役生とOG・OBの見分け方としては定期演奏会当日は現役生は和服、OG・OBは洋服なところですね!

演奏のスタイル
また、リズムをとっているのはのか…はたまた気持ちよく演奏しているのか…演奏中クネクネと動く方もいるのでその動きにも注目してみてください!個人によって見た目にも演奏のスタイルが違います(笑)
佇まいもラフであったり、キッチリしていたりと個性が表れます。面白いですよ!
7孔尺八を使うのでメリらない人もいるなどの違いもあります。


聞きどころ
使用する尺八
今回は八寸管を使用して演奏を行います!
※八寸管
1尺8寸管の尺八で穴を全て塞いだ音は、Dになります。このため、最低音という意味で八寸管を「D管」と呼ぶこともあります。

この曲では最低音のDのそこから2オクターブ高いDまであります(乙ロからピまでです)。明るくポップで可愛い曲というよりも、明るく力強い曲となります!
また、竹製の尺八、プラスチック製の尺八、木製の尺八をそれぞれ使います。
演奏技術によっても音が違いますが、それぞれの音による雰囲気の変化や調和に注目してください。

演奏の順
演奏の順は、1番から4番と順番通りに演奏します。
また演奏の速度としては徐々に早くなっていく構成になります。
それぞれの曲ごとに春の5月の爽やかさ、温かさ、花や若葉などの植物、元気な子供など、明るいイメージで演奏していきたいと思います。


見た目も演奏も面白く、飽きさせないように頑張ります!
是非楽しんでください!
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氷の雫音

定期演奏会最後の曲
水川寿也作曲「氷の雫音」の曲紹介です。
雫に音と書いて「しずね」と読みます。
素敵な曲名でとても気に入っています(^^)
編成は箏2、尺八、三絃、十七絃です。

はじめにこの曲のイメージから書いていきたいと思います。
この曲は前半、中盤、後半で印象ががらりと変わります。

前半
二箏と十七絃のピッチカートから始まります。私はこの始まりがとにかく!めちゃくちゃ好きです!!!
この始まりがやりたいがためにこの曲を選んだと言っても過言ではないですね・・・
シーンとしたところに二箏のピッチカートが響き渡り、まるで氷からとけだした水滴が水面におちていくようです。
まさに「氷の雫音」という曲名にぴったりのオープニングです。
その後、曲はスピードを上げどんどん盛り上がっていきます。
聴きどころは一箏と二箏が揃ってメロディーを弾くところです。
一箏が主旋律で二箏がそのハモリをしているのですが、整理整頓されたかっこよさの中に
疾走感が感じられます。

箏ソロ
前半と中盤の間には箏ソロが入ります。
流れるような箏ソロは優しくて切なくて、まるでなぐさめられているような気持ちになります。
イメージとしては前半のきりっと角のある氷がだんだんとけて丸くなっていく感じです。
OGさんが弾いてくださるのですが、きれいでうっとりします

中盤
中盤の印象は「優しい」です。
一箏のピッチカートから始まり、やわらかい音色がどんどん重なっていきます。
前半のキリリとしたかっこよさとは違う、優しさが感じられます。
個人的には尺八が入ってくるところがすごく好きです。
のびのびとした尺八のメロディーは優しさだけでなく、力強さもあって
一緒に演奏していてもついつい尺八にばかり耳が傾いてしまいます。

十七絃ソロ
中盤と後半の間には十七絃のソロがあります。
私はこの曲で十七絃を担当しているのですが、十七絃の重厚感と流れるようなメロディーが
うまく表現できず試行錯誤を繰り返しております。
イメージとしては暗いところから明るいところへ向かっていく感じです。
十七絃の低くずしんとくる部分とと柔らかく軽やかな部分の両方を楽しんでいただけるソロになっています。

後半
後半はとにかく三絃がかっこいい!!!
初めは一箏のピッチカートから始まるのですが前半や中盤の出だしのピッチカートとは違い
緊張感のあるピリリとしたピッチカートで、これから何が始まるの・・・と期待感が高まります。
そこからはとにかく三絃ですね。
三拍子のリズムにのってとにかく前へ前へ三絃が進んでいきます。
前半と中盤はひっそりしていた三絃が急に飛び出してきて
初めて曲を聞いた時は「これはずるい。かっこいいにきまってる!」と羨ましく思いました。
最後に向けて各楽器がどんどん盛り上がっていき、弾いていてもすごく楽しいです。
前半、中盤とはがらりと雰囲気の変わる後半で、その雰囲気の違いにワクワクしていただけたらいいなぁと思います。




この曲の難易度はどの楽器も高くありません。
その分雰囲気の違いや音の美しさが曲の印象を大きく左右するような気がします。
一音一音を大切に、定期演奏会ではお客さんに聞き入ってもらえるような演奏ができればと思います。

定期演奏会では、現役部員だけでなくOGさんにもこの曲に参加していただきます。
大合奏で今年の演奏会を華やかに締めくくれたらいいなぁ~
お楽しみに(^o^)
三重大学邦楽部ではいつでも!部員募集中です。まずはお試しで。未経験OK!二年生・編入・院生・留学生、学外からも大丈夫!部活見学も気楽にお越し下さい♪ 活動詳細は公式サイトへ。お問い合わせもサイトからお気軽に。

江差追分(日本民謡)

今回は、定期演奏会5曲目
「江差追分」の紹介をします!

江差追分は、北海道の民謡です!
現代曲がほとんどのこの定期演奏会で、唯一の民謡です。

この江差追分を演奏するのは…
我らが三重大学邦楽部顧問の新田先生が率いる
琴古流尺八「翠」のメンバーです!!
そして!今年はなんとゲストを迎え、合わせて尺八5名で演奏します!



ここで、琴古流尺八「翠」について少し説明します~

まず、琴古流尺八の「琴古流」について…
尺八の主な流派には、「都山流」と「琴古流」があります。
二つの流派には、楽譜の表記の仕方が異なる(例えば、同じ音でも表記の仕方が異なる、都山流の楽譜は小節で区切られているが琴古流の楽譜には小節がない)など様々な違いがあります。
私たちが普段部活で演奏するときは都山流なのですが、「翠」として演奏するときは琴古流になります!

そして、「翠」について…
「翠」は、邦楽部顧問の新田先生に教わりながら民謡を演奏している団体です。
週に一度、お昼休み(12時すぎごろ)に三重大学教育実践総合センター前で練習しています。
三重大学の方は、もしかしたらお昼休みに尺八の音をきかれたことがあるかもしれません~
もし練習しているのを見かけたら、ぜひ演奏をきいていただけると嬉しいです~



では、「江差追分」の曲紹介をします。
定期演奏会では、前唄、送りばやし、本唄、後唄を演奏します。

<前唄>
ゆったりとした曲調です。静かに波に揺られているような…なんだかやさしい気持ちになります。
そして、前唄に限ったことではないのですが、ユリやもみ手などの技法を使って演奏します。技法を使うことで、尺八らしさをお伝えできればいいな~と思います。
(ユリ…音を伸ばしているときに首を振って、ビブラートをかけるような技法
 もみ手…2本の指を動かし、例えば「ツーレツロレツロレツロー」のように音をたくさん入れる技法)

<送りばやし>
前唄とはガラリと雰囲気を変え、元気でリズミカルな感じです!
テンション高めにノリノリで演奏します。

<本唄>
江差追分の中で一番メインなのがこの本唄です!
メロディは前唄と似ていますが、前唄よりも動きがあったり、技法をさらにたくさん使ったりします。

<後唄>
一番最後の部分になります。
穏やかに、ゆったりと終わっていきます。少しだけ、切なさも感じたり…



江差追分全体を通して、演奏する上で大切にしているのは…
新田先生がよくおっしゃっている、まわりの音と「和する」という気持ちです。
練習では、一緒に吹いている他の人の音、風の音、時には雨の音…
それらに自分の音を溶け込ませるイメージで吹いています。

定期演奏会はホールの中で演奏するので、風の音などとは合わせることができませんが…
その代わりに定期演奏会本番では波の音を流します!ざざーん
演奏会では、波の響きに「和する」ように演奏したいな~と思います。



あと…演奏していて大変と感じるのは…
まずは、やっぱり技法をたくさん使うところでしょうか。特に、もみ手は普段の部活での演奏ではあまり使わないので、慣れるまでがちょっと大変です。指をはやく動かさないといけないので、こんがらがってしまったりすることも…
それと、けっこうスタミナが必要なところです…!一回通して吹いただけでも、ものすごく疲れてしまいます。曲自体が演奏時間が長い(10分間吹きっぱなし)というのもあるんですが、部活で現代曲を演奏するのとはまた違った感じで疲れます。なんででしょう…



はい!というわけで…
現代曲が中心のこの定期演奏会ですが、「江差追分」で他の曲とは違った雰囲気をお届けできたらいいなぁと思います。
ぜひお楽しみください!
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彩(吉崎克彦 作曲)

今回は定期演奏会1曲目
「彩」(吉崎克彦 作曲)
についての曲紹介をします。

まずこの曲のイメージについて。
一言でいうと「華やか」です!
後にも記述しますが、技法の種類が多く、様々な音色を奏でることができるからです。
では順に書いていきたいと思います。


前半
落ち着いた二箏の前奏で曲が始まります。最初は一箏がメロディですが、途中で一箏、二箏がそれぞれ違うメロディを奏でるところがあります。それぞれのメロディの響きを楽しんでいただければと思います。
その後は、さらさらとした小川がだんだん勢いを増していくイメージです。詳しく書くと、高音から低音に流れていくようにおりていき、シャシャテンや合わせ爪が多くなったり、音が低くなっていくところでこのイメージになりました。
あと個人的に前半の終わりの方の二箏が好きです。そこは後押しも含めてメロディになっているのですが、後押しの響きが聞いていて楽しいです。

中盤
今までの勢いがあった部分から一転して落ち着いた雰囲気となります。
特に二箏の合わせ爪の部分のリズムの変化や全体的な音の高低さから、波が寄せて返しているというイメージとなりました。
中盤の最後は雰囲気がガラッと変わります。
テンポが上がるほかに、一箏は合わせ爪、二箏は三音のピッチカートと合わせ爪というように音数がかなり増えかっこよくなります。
二箏さんはこの部分が勢いもあって好きなところだそうです。「とりあえずかっこよくて楽しい!」とのことです。

後半
後半は勢いがあるところなのですが、その勢いの中にもシャシャテンの華やかさやスクイ爪のかっこよさがあります。
一箏は楽譜の二約ページ弱シャシャテンが続きます。一方で二箏は楽譜の約一ページ分スクイがあります。しかも、三・四のスクイは押しをしながらしています。改めて考えてみると後半は曲中でかなり難しいですね。
しかし!
一番の盛り上がりはこの後半です!!
先ほども書きましたが、華やかさ、かっこよさがあり弾いている方としても楽しく、また、楽しんで聞いていただけるのではないかと思います。
最後は、一箏が高音から低音へおりていくフレーズが続きます。この部分と「彩」という題名から花吹雪の中にいるようなイメージを持ちました。

以上でイメージ紹介は終了です。



「彩」は箏を始めて半年ちょっとの二人が演奏するので、多分とても難しいというわけではないと思います。
が、技法が多くあります。常にあるのではないかと思うぐらい...。
スクイ、トレモロ、シャシャテン、押しなどなど、それぞれの音色の良さを感じてもらえたらと思います。

ここで各パートの紹介です。

一箏
基本的にメロディを担当しています。
ピッチカートがあるところ(中盤)が自分のパートの中では好きです。
メロディの所が多いので楽しいです。
技法はシャシャテン、押し、トレモロなど。

二箏
伴奏も多いのですが、メロディも思ったよりあります。
技法的には八つの絃で押しがあり、特に四と九は半押しも全押しもあるので、慣れるまでは大変です。
ですが、慣れて出来るようになるととても楽しいです!
技法はシャシャテン、押し、トレモロ、アルペジオ、スクイ爪など。


定期演奏会最初の曲なので観客の皆さんを惹きつけられるような演奏をしたいです。
そして楽しんで演奏したいと思います!あと一カ月頑張ります!
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